KYOTO
2024年5月24日(金)
19時開演
河村能舞台 今出川
一般:5500円から
狂言師『石田幸雄』のソロ活動 vol.01
-ひとりの狂言-
『おにがわら』 石田幸雄
解説 石田淡朗ほか
休憩
-芥川龍之介による-
『クラリモンド』 石田幸雄
上演予定時間:120min
京都・河村能舞台にて
一般自由席
¥5,500(座敷席)
限定正面席
¥7,500(1階正面)
特別協賛席
¥12,000(椅子席+てぬぐい)
学割
¥2,500(座敷席)
¥500割引!記念てぬぐい追加
+¥1,300
電話/FAXからのご購入および、会場にての当日券は手数料を頂戴します。 +¥500
ご購入方法は5種類
狂言師『石田幸雄』が挑む、
ひとり、二本だて、2都市公演。
ひとりの舞台人として、
これからも舞台に立ち続けるために立ち返る、
一人芝居という、次なる一里塚。
演劇少年だった青年期、そして狂言の世界に没頭した壮年期、
その自らの芸跡に、いま再び立ち返る。
ひとりの狂言『おにがわら』
単身赴任を終える大名が
五条の因幡堂へお礼参りに行くと
鬼瓦を見かけて、ふと思う
「誰やらの顔に よぉー似たなぁ…」
『クラリモンド』
1914年に、当時21才の芥川龍之介が翻訳した、フランスの作家テオフィル・ゴーティエによる怪奇的恋愛小説『死霊の恋』(La Morte amoureuse, 1836)。
若い神父と絶世の美女である吸血鬼の間に芽生えた、燃えるような禁断の恋。敬虔な神父としての昼の生活と、放蕩の限りを尽くす夢中の生活。その二つが交差していく様を、芥川ならではの重厚かつ硬質な文体で、妖しくも華麗に描いた秀作。
狂言の話術と身体表現を駆使し、若き日の芥川龍之介の訳文そのままに、熟練の狂言師『石田幸雄』が30余年の年月を経て、再びその世界観を能舞台に甦らせます。
以下、石田幸雄からのコメント:
狂言は、非常にすぐれた素晴らしい演劇といえると思います。
「このあたりの者でござる」に表徴される様に、普通の人々の日々の喜怒哀楽を、豊かに楽しく繰り拡げてゆきます。或る意味で愛おしく、心温まるものです。
それでも、狂言を演じ続けていますと、狂言には中々ない題材のものを演ってみたくなります。「人の生と死、恋愛の苦悩、切なさ、ロマン、ファンタジー」といった心踊るもの、せつないものです。
そういった思いから、中学時代に衝撃を受けた、芥川龍之介の『クラリモンド』に挑んだのが今から38年前のことです。青山の銕仙会で初演し、その後国立能楽堂、名古屋でも公演しました。
向暑の候、都に佇む檜舞台にて、ご来場をお待ち申し上げております。
-ひとりの狂言-
『おにがわら』 石田幸雄
解説 石田淡朗ほか
休憩
-芥川龍之介による-
『クラリモンド』 石田幸雄
上演予定時間:120min
河村能舞台
石田幸雄
野村万作(人間国宝)に師事。重要無形文化財総合指定者。
大胆かつ緻密な演技で、多くの優れた舞台歴を持つ能楽界の重鎮。
日本大学・学習院大学・文化学院において非常勤講師を歴任。
新しい試みの舞台にも意欲的な発表が多く、「法螺侍」 「まちがいの狂言」「敦atsushi-山月記・名人伝-」「国盗人」でも活躍。
06年、「雙ノ会」で文化庁・芸術祭大賞受賞。
11年、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
公演記念てぬぐい
第一回の公演を記念して、
『おんな城主 直虎』の題字をお書きになった
書道家のMaaya Wakasugi氏に
オリジナルの『てぬぐい』をお願いしました。
「老木になるまで、
花は散らで残りしなり」
世阿弥『風姿花伝』
定価:¥1800
(各会場および事前オンライン決済にて発売)
Maaya Wakasugi
1977年 岡山県生まれ。
(La MAISON DES ARTISTES登録会員:W202080)
EU芸術協会国際芸術優秀作家の赤塚暁月、日展会員の田中節山に師事。
6歳より書道を始め、17歳で個展開催。
書の名門・大東文化大学 中国文学科を卒業。 “古代文字” をモチーフとした独自のスタイルを確立。
書をアートとしてとらえ、 ルーブル美術館公認の関連ロゴマーク制作や、ニューヨーク近代美術館MoMAでパフォーマンスを行うなど、様々な場所で表現を展開。
2014年1月、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)Japan Nightにて世界経済フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏と書き初めパフォーマンス。
昨年2017年はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のタイトル揮毫。フランスの国鉄SNCFのプロモーションビデオでにも抜擢される。
京都国立博物館で開催された国際人権NGO HUMAN RIGHTS WATCHのCouncil Summit 2017 Kyotoにて揮毫パフォーマンス。
モロッコの美術基金MAC A Fondationのアーティストレジデンスにて現代書道のシンポジウムに参加。国際会議UHC2030フォーラムで揮毫した作品がジュネーブにあるWHOに寄贈される。
2018年8月、フランス アンデルノス市の文化複合施設 Maison Louis Davidで夏の招待作家として選ばれ、初めて公共の施設での展覧会を成功させる。
現在フランス ボルドーを拠点としてグローバルに活動を広げている。
KYOTO
河村能舞台
5/24(金)19時
お問い合わせ:070 8907 1174
FAXでのお申し込み:03 3863 2623
*特別協賛席
当公演では、学生向けのチケットを半額以下で限定販売しております。こちらの特別協賛席をお求めのお客様には、その一部を援助いただくとともに「劇場正面後方の椅子席」をご用意させていただきます。